「生命の起源」2013.1.1
皆様、明けましておめでとうございます。新年最初の講義として、生命の起源をとりあげます。ご興味がございましたらどうぞ。無い場合はスルーして頂いて結構です。強制も否定も致しません。お勧めは致しますけどね(^_^)。
さて始めましょう。
生命の起源を探る研究は私たち生物がどのようにしてこの地球上に誕生したのか、それがどのような環境で、どのような物質から、どのようなエネルギーによって生まれたのかを明らかにするとても大事な研究テーマであり、生物学、化学、物理学、数学を含めた全ての科学分野が結集して解決しなければならない課題なのです。
私は以前から何度か紹介して参りましたが、What is Life?というブログを持っています。最近はほぼ全てサイエンスに関しては書き尽くしたと思っていましたので、更新していません。ただし、どうしても必要性があった場合に、それを引用することがございます。
本日は平成25年1月1日ですので、皆様に「自分たちはどこから来たのか」というテーマで話を進めます。
まず第一に、私たちは生物であり、物質です。?大丈夫ですよね。私たちはご飯を食べます。そして、それを酸化してエネルギーを取り出します。それを呼吸と言います。
そして、食べたものを材料にしてタンパク質や脂質や核酸など様々な物質を作ります。そのための道具がタンパク質であり、その設計図が遺伝子なのです。
さらに私たちは多細胞生物です。初めはお母さんの卵子とお父さんの精子が授精した受精卵から卵割を経由して最終的には60兆個の細胞集団となって、こうしてパソコンを使い、ギターを弾き、ラブレターを書いて、お土産を買って、次世代を残す為に日夜努力をする一方、サイエンスを追究し、この世の仕組みを明らかにしようと努力しています。
しかもそれは、男として、雄としての最高の喜びである、物事の仕組みを解明するための努力なのです。ものごとを成し遂げる為には道具が必要です。道具を森の木から作れるのであればいいのですが、MacBook Airはそうはいきませんので、Appleから購入します。
そして、一方で、ギターも、ゴルフも、野球も、ビリヤードも、釣りも、外国語も、手話も、また学問ですら、それらはハンティング、すなわち狩猟なのです。
さて、本題の前に後一つだけ。それはあなたの先祖、由来に関して考えてみましょう。あなたのお母さんは赤ちゃんとしてあなたのおばあさんから生まれました。そのときには既にあなたのお母さんのおなか(卵巣)にはあなたのもととなる卵がありました。
そして、それはあなたのおばあさんが生まれたときにも同じことが言えるのです。あなたのお母さんのもととなるもととなるはずの卵は既にあなたのおばあさんがあなたのひいおばあさんから生まれたときには卵巣にあったのです。
その卵は授精して、赤ちゃんになりますが、赤ちゃんはおなかに既にそのこどものもととなる卵を持っているのです。
ここで大事なことは一旦卵になるとはいっても、その細胞だけはずっと死んだことがないという事実なのです。分かりにくいかもしれませんね。下に文字で申し訳ないのですが、簡単に書きます。
1、ひいおばあさんが生まれたときにはすでにひいおばあさんのお腹におばあさんのもととなる卵があり、
2、おばあさんが生まれたときにはすでにあ母さんのもととなる卵がおばあさんのお腹にあり、
3、お母さんが生まれたときにはすでに貴女のもととなる卵がお母さんのお腹にあり、
4、そして、貴女が生まれたときにはすでに貴女の娘さんのもととなる卵がすでに貴女のお腹の中にあるのです。
さて、こうなると、もうお分かりですね。つまり命は永遠であり、一度たりとも死んでいないということになります。ここで注意して頂きたいのは男性の場合です。男性がもつ生殖細胞である精子にはミトコンドリアが無い(?)、正確にはミトコンドリアは無いのではなくて、授精には参加しません。
分かりにくいのですが、男性も実は一度も死んでいないとい・え・る・と思うのですが、ちょっと微妙な問題を抱えています。ま、ここに関してはきっと聡明なあの人がサポートしてくださるので安心して待ちます。
つまり、一度も死んでいないので、最初の生命の誕生があったとされる今から35億年前までご先祖を遡ることが可能なのです。つまり、ここでキリスト教が言う7日間という概念は崩壊するのだと思っています。もちろんそれを信じることを否定はしませんが、伝承、あるいは伝説としては極めて多量で体系的で素晴らしい教典です。しかし、先日見始めたときに植物を食べていいと神様が仰ったところ、つまり最初の7日間の説明を読んで、「あ、もうだめだ」と感じました。
もう一度言います。命は一度も死んでません。なので、この世に生きる全ての生物は親戚だと言えるでしょう。もちろん生物の根源としてアダムとイブがいたかどうかは分かりませんし、性が生まれたのはずっと後のはずです。
今回ここで書いている内容は実は生物系の大学院生のための授業と同じです。それを分かりやすく書いているだけです。よろしいでしょうか?「人類みな兄弟」など当たり前です。むしろ「生物みな兄弟」かもしれないのです。
私が勤務する会社が販売しているAIDシステムは植物と動物の境を超えてそのシステムを応用したタンパク質機能解析ツールです。これは驚くべきもので画期的です。しかし、その改良に取り組んでいるのですが、小さすぎる会社で資金がそこを尽き始めています。もしご興味がございましたらBioROIS株式会社で検索してください。あるいはAIDシステムでも結構です。日本全国、徹底的にご説明に伺います。海外は社長に聞かないと、、、。
さて、次に私たちを構成している細胞に関して考えましょう。細胞は細胞核、細胞質、細胞膜の三つに大きく分けることが出来ます。
それらは簡単に言うと、DNA(細胞核)、タンパク質(細胞質)、脂質(細胞膜)からなっているのです。細胞質のタンパク質はアミノ酸が材料です。これはノーベル賞受賞者のミラー博士が自然に出来ることを証明しました。細胞膜の脂質も結構簡単です。
問題はDNAです。これは非常に複雑です。以前隕石からこのDNAの材料が見つかりました。本当です。つまり、ここまで言えばお分かりですね?生命はおそらく宇宙由来です。簡単なことです。もちろん地球も宇宙ですので、もしかしたら地球にある材料だけで生命は誕生したかもしれませんが実際はまだ証明出来ていません。
新年最初の講義として、気合いを入れて書きました。興味をお持ちの方はどしどしご質問ください。なくても結構、あっても結構。もし貴女が、貴方が自分のルーツや神様とは何か、そして生き物とは何かを考えるのだとしたら、いくらでも説明しますよ。今回はかなり難しいので、英語は無しです。ごめんなさい。そこまでの英語能力はございません。
最後にこの内容を書いたブログ(What is Life?)を引用します。本年もどうかよろしくお願いいたします。
http://sammyclickpresswhatislife.blogspot.jp/2011/01/what-is-lifethe-origin-of-life.html
http://sammyclickpresswhatislife.blogspot.jp/2011/09/what-is-liferestart-origin-of-life-2.html
Sammy as a biologist believing in the God, loving Apple.
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