Monday, September 20, 2010

What is Life? サケの放流、ホタルの人工飼育


巨人、中日との6連戦、残り試合数が少ないこのとき、最も大事な6連戦、阪神タイガースは優勝できるのでしょうか。いなごの佃煮が恐れられていると聞きますが、皆様は食べたことありますか?自分はこどもの頃に普通に食べていましたし、蚕のさなぎも食べたことあります。

さて、秋がくると鮭のことを思い出します。鮭は嘗て、多くの日本の河川に遡上し、そして産卵をしていたそうです。まだ自然が多く残っていた時代のことです。私が小学生の頃、近所の阿武隈川に鮭がいたことを覚えています。

さて、今はどうでしょうか。多くの川は護岸工事による改修が進み、排水により水質は悪化し、河口堰により、遡上そのものが不可能に近くなっております。現在食卓に上る鮭の殆どは海外からの輸入で、日本近海での鮭の漁獲量は昔に比べて極端に減少していると聞きました。

そのために政府が行っていることは、鮭の人工授精と、稚魚の放流です。鮭がどのようにして自らの生まれた川に戻ってくるのかは、本当に明らかになっているのでしょうか。そもそも、稚魚から成魚まで、連続して多くのサンプルを元に調べたのでしょうか。

いずれにしても、ある側面では、自然を守ることの大切さをこどもたちに教える教育となっている一方で、では何故、

(1)そのようなことをしなけれなならない世の中になったのか、(2)どうすればそのようなことをしなくとも鮭が遡上する自然を取り戻すことが出来るのか、

そうした教育は時間と手間がかかるために、真剣になされていないのではないかと心配しています。

鮭はシンボルとして考えられているのでしょう。大きい魚ですし、食べてもおいしいですし、。でもその前にちょっと待ってください。鮭だけ帰ってくればそれでいいのでしょうか?サミぃは特定の種だけを寵愛するのは間違いだと考えます。

それと同様な問題を抱えているのがホタルです。おそらく今のお年寄りは、こどもの頃に当たり前に見ていたのでしょう。彼らはルシフェリンによって発光しますので、見た目にも興味深いですし、光るタイミングを同調させている不思議もあります。

でも、ホタルの幼虫を育てるためにカワニナという貝を育てて、それを餌として与えていることに疑問を持たないのでしょうか?なぜカワニナは餌食となり、育ったホタルは寵愛されているのでしょうか。カワニナにも寄生虫がいて、問題視する人もいらっしゃるようです。

いずれにしても、サミぃは、特定の種ばかりを尊重する考え方には、反対です。仮にそれがシンボルとして教育のためになるとは言ってもです。そうした偏った考え方に染まると、バラばかり育てて、虫がつくと言っては「殺虫剤散布」をして、虫を殺し、結果として、地元の新聞社の取材を受けて、有名になり、満足する。そうしたことになるのです。

確かに、大人になると虫が恐いこともございましょう。でも、よく考えてみてください。人の都合で益虫だとか、害虫だとか言われて。スズメバチも恐ろしい毒をもつハチですが、彼らの採食行動は目を見張るものがございます。スズメバチは最高の飛行能力を持つと言われているトンボを、空中で捕まえ、そして、肢のついた外骨格と尾と羽と頭部を捨て、肉団子にして持ち去る能力を有しています。

人の都合で害獣とか言われて。ニホンオオカミも絶滅して初めて、その価値が理解されています。国立公園での鹿の大繁殖、どうするつもりなのでしょうね。

サミぃは中学生のときに校庭の草むしりを拒否しました。当時、理科の授業で、遷移と極相林のことを学んだからです。雑草ばかりのこの土地も、放っておけばいつかは極相林になり、生命あふれる森になるのだと考えたからです。そのために一体どのくらいの時間がかかるかを、調べたかったのです。決して怠けようとした訳でもありませんし、雑草と言っても、それは生き物なのですから、むしり取ることがかわいそうに思えたのです。

I explained about "What is Life" also today, and showed my memories when I was a junior high school student. The garden may be clear, because they pull out the glasses every week. From one aspect, it may be a sad thing. How do you feel about the stories described above.? Anyway, today is grandfather's and grandmother's day. If you have such persons, please show your acknowledgments for them with suitable words. Today's class is over. Have a nice holiday! See you.

本日の講義は以上です。最後に、出欠をとります。以下のバナーをクリックしたことで「出席」と認めます。


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