さて、本日は、「真核生物」についてご説明申し上げます。前回お話ししたように、細胞には「核」と呼ばれる大事な「部品」がございまいして、この「核」の構造の違いによって、「真核」と「原核」の二種類に分類することが出来るのです。
ではその「原核」「真核」の違いはどこにあるのでしょうか。するどい、というかプロであれば、ここで右手を上げていることと思いますが、こちらからは見えませんので、指すことが出来ません。すみません。
この、「核」が「膜」に包まれているのを、「真核」、そして、包まれていないで細胞の中でいわゆる「丸出し」になっているのが、「原核」と呼ばれる訳です。
「真核生物」には、「原生生物」「真菌」「植物」そして「動物」が含まれます。ま、簡単には、その辺の「目に見える」身近な生き物の殆どは「真核生物」です。
一方、「原核生物」には、「細菌」と「古細菌」が含まれます。ま、例えば有名なのは「大腸菌」ですね。他にも「ビフィズス菌」なども良く知られているようです。
残念ですが、「ウイルス」は、この「真核」「原核」のどちらにも含まれません。単に、これをもってしても、「ウイルス」は「生き物」ではないということに繋がります。
すみません。かなり今回は難しすぎました。まとめると、私たちや、水虫菌や、お花や、カブトムシは「真核生物」で、大腸菌やビフィズス菌は「原核生物」ということになります。
さて、次回ですが、これまでの、講義を一旦中断して、「夏期集中講義・捕鯨問題(その1)」を行うことに致しました。本来「捕鯨問題」は第3,000回くらいに説明しようかな?と考えていたのですが、ザ コーブというイルカ漁の映画が話題と成っているようなので、「集中講義」とすることにいたしました。
これまでの講義は、その「集中講義」が終わり次第、再開します。ということは、この「集中講義」は「単位」をだすために、「試験」をしなけらばならないのです。今から、「講義内容」と、「試験問題」を考えますが、その「集中講義」の前に、ご意見などございましたら、メールやコメントでお寄せ下さい。講義の参考にさせていただく場合がございます。
自己レスです。
ReplyDelete七夕を"The Star Festival"と表現していたブログをどこかで見つけました。それがそれでいいのですが、サミぃに言わせれば、"Annual Meeting"なのだと思うのですが、みなさまいかがでしょうか??
図はないんですか?
ReplyDeleteコメントありがとうございます。そうですね。確かに、図があった方がよくわかるんだと思います。ただ、著作権の問題もあるので、どこかの図を勝手につかうことができないのです。できるだけ、図がひつようにならないようにと、かんがえているわけです。
ReplyDeleteとはいっても、他の方からも、図があったほうがいいのに、と言われておりますので、今後検討いたします。ありがとうございます。今後もよろしくm(..)m。