さて、本日から、夏期集中講義「捕鯨問題」の「各論」(第一日目)を開始致します。本日は、予告通り、ザ コーブという、イルカ漁に関する映画について、監督がどのような気持ちや、考えに基づいてこの映画を撮影したのかを、サミぃが理解した範囲でご紹介致します。
サミぃは、映画館で観ましたが、ここで紹介されているダイジェストと、基本的には、違いは在りませんでした。監督の主張は、すべて、このダイジェストに含まれていると感じました。百聞は一見に如かず、ですので、まずは、観ることですが、ま、聴講生が、観たと仮定して(ダイジェストで結構です)、サミぃの感じた、作者の思いを以下に示します。
(1)撮影地は和歌山県の太地町というところであること
(2)各所に、撮影禁止という看板が掲げられていること
(3)各地の水族館に出荷するためのイルカ漁が、この地で行われていること
(4)バンドウイルカという、「わんぱくフリッパー」という番組に出ていた種類のイルカが捕獲されていること
(5)水族館に出荷されなかったイルカは食用として捕らえられているということ
(6)可哀想であること
(7)イルカの肉は食物連鎖の頂点なので、高濃度の水銀が蓄積されていること
(8)クジラ肉として出荷されている肉をDNA鑑定したところ、小型のイルカ肉であったことが明らかになったこと
(9)上記、8つの理由から、イルカ漁は動物愛護の観点から、即刻中止すべきであること
以上9点です。なるほど、とは思いました。ただし、イルカ漁を否定する、すなわち、イルカ漁をやめなければ成らない理由として、サミぃが納得できるものは、一つもありませんでした。
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